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演色性について

平均演色評価数(Ra)の考え方

 光源の種類によって、対象物のの見え方が異なってきます。
の見え方に及ぼす光源の性質を演性といい、一般的に演性のよいランプはの見え方がよく、性が劣るランプは色の見え方が悪いランプということが言えます。

 光源の演
性の程度、つまりの見え方のよい・悪いを表わす代表的な指数が、平均演評価数(Ra)と呼ばれるものです。
これは、中程度の鮮やかさで明るさが等しい8色の試験票のズレの平均値から出されます。
平均演評価数(Ra)の基本的な考え方は、基準光(基準に定められた光)で見た各色彩に対し、
それぞれのランプで照明したときの各色彩の再現がどれだけ“忠実”かを示しています。



 
[出典元:パナソニック株式会社

平均演色評価数(Ra)の数値

あるランプの照明下で各色彩が基準光とまったく同じ色彩に見え る場合、そのランプの平均演色評価数(Ra)は100という数値にな ります。
ただし、平均演色評価数(Ra)は色の再現の忠実度を表わ した指数で、色の好ましさを表わしたものではありません。
このた め、平均演色評価数(Ra)が低く、色ズレを生じていても、色彩によ っては好ましく見える場合があります。
しかし、人の顔のようにわず かでも色ズレすると不自然に感じたり、不快感を味わう場合もありま す。
したがって、単に平均演色評価数(Ra)が低いというだけで、その ランプの実用的な価値が低いとはいえませんが、一般的に平均演色 評価数(Ra)が80以上あれば、色彩の見え方を実用的に満足させる ものだといわれます。

[出典元:パナソニック株式会社

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